今回は小さい体ながら土俵で気の強さを大爆発させている伊勢ヶ濱部屋所属の小兵力士の照強について。
・照強の読み方は?
・家族構成やプロフィール
・元ヤンキーだったってほんと?
・豪快な塩撒き
などなど、照強関についていろいろ調べてみました!
ではいってみましょう〜☆
照強の読み方は?
伊勢ヶ濱部屋所属で現在、幕内力士の照強関。
この『照強』という四股名はなんと読むのでしょうか?
正解はてるつよしと読みます。
『照強』という四股名の由来は
『強くなって周囲を明るく照らす力士になってほしい』
という伊勢ヶ濱部親方の願いから2字が取られて付けられたものとされています。
小兵力士ながら幕内の土俵で大きな力士に物怖じすることなくぶつかっていく照強関ですが、気の強さは天下一品だと思っています!
そんな気の強さはどこからくるのでしょうか?
照強は元ヤンキーだった?
調べてみたところどうやら照強関は若かりし頃、とってもやんちゃだったようです。
6歳にしてすでに親を呼び捨てにしていたんだそう。笑
筋金入りのワルですね〜!
勉強嫌いだったこともあり、中学校には3年間で30日しか出席していなかったそうで、中学校からも『早く卒業してほしい』といわれていたそうな…。笑
当時の照強関は髪の毛も金髪にし、毎晩夜遊びをしていたりと荒れた生活を送っていました。
おそらく、この頃のやんちゃっぷりが、後に元ヤンキーだとウワサされる原因になったのではないでしょうか。
そんな照強関のやんちゃぶりをみかねた母親・真樹さんから
『高校に行きたいなら学校に行け。プロに行くなら遊んでもいい』
と言われ、また祖父からも『力士になれ』と言われ続けていたこともあり、高校には進学せずに中学卒業後、大相撲に入門することを決意します。
そもそも照強関が初めて相撲に触れたのは小学4年生の時で、「わんぱく相撲の大会」に飛び入り参加したことでした。
初めてながら2位になったことがきっかけで地元の相撲クラブに通うようになります。
照強関の通っていた地元の相撲クラブは非常に厳しく、38度の熱で休んだ翌日の稽古で監督から竹刀で殴られ
「熱が40度なら休んでろ、39度は見学、38度は稽古したら治る」
と言われたと言います。
なんと昭和の香り漂う古風な道場でしょう!
やんちゃな照強関が1日も休むことなくきちんと通っていたのはすごいことですよね。
そしてその照強関の通っていた道場の監督と師匠が知り合いだった伊勢ケ濱部屋(いせがはまべや)に入門することになりました。
伊勢ケ濱部屋は稽古が厳しいことで有名ですが、伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)に
「うちの部屋で一番稽古をやる方。かなりやってきた」
と褒められるほど照強関は懸命に稽古を続けました。
また伊勢ヶ濱親方やだけでなく、同じ部屋の元横綱の日馬富士関から
「小さいんだから人の3倍やらないとだめだよ」
と言われたこともあり、必死に稽古を続けていました。
現在の新弟子検査は身長167cm以上、体重67kg以上あれば検査に合格となりますが、2012年3月場所までは身長173cm以上、体重75kg以上必要でした。
照強関の入門当時の身長は167cmしかなかったため第二検査を受検することになり、体力検査を受けて合格となりました。(現在は廃止)
そして2010年3月場所で初土俵を踏みます。
序ノ口、序二段は早々に通過し、三段目では負け越しを経験するも、2012年3月場所で幕下に昇進することができました。
これは平成では貴乃花、稀勢の里に次のスピード出世だったのです。
小兵力士ながらこのスピード出世はすごいことだと思います!
初めて番付に載った序ノ口からは部屋の兄弟子である安美錦関(現・安治川親方)が十両昇進以前に使用していた『サガリ』を引き継いで使っていたそうです。
それから一時期は三段目に陥落するも徐々に幕下に定着し、6年10ヶ月の下積み期間を経て、2017年の初場所で十両へ昇進しました。
伊勢ケ濱部屋から中卒の関取が出るのは初めての事だったそうです!
そして地元・兵庫県南あわじ市出身の力士が十両に昇進したのは55年振りの快挙。
それから2年後の2019年の3月場所で、念願の新入幕を果たしました。
土俵上で小さな力士が大きな力士を倒すのは観ていて爽快感がありますよね!
体が小さいことをハンデと思わず、逆にそれを利用して勝負に挑む姿は観るものに感動を与えます。
相撲には体重での階級がない無差別級なのでそういった部分が相撲観戦の醍醐味でもあります☆
照強のプロフィール
この投稿をInstagramで見る
【profile】
◆四股名◆ 照強 翔輝 (てるつよし しょうき)
◆本名◆ 福岡 翔輝 (ふくおか しょうき)
◆生年月日◆ 1995年 1月 17日
◆出身◆ 兵庫県南あわじ市
◆血液型◆ O型
◆サイズ◆ 身長169cm 体重120kg
◆所属部屋◆ 伊勢ヶ濱部屋
◆出身中学◆ 南あわじ市立三原中学校
◆得意技◆ 左四つ、右前褌(マエミツ)、寄り、投げ、突き落とし
◆初土俵◆ 2010年3月場所
◆趣味◆ DVD鑑賞、釣り、料理、サッカー観戦
照強関はサッカーがとてもお好きなようで、中学時代はサッカー部に所属しゴールキーパーを務めていたそうです。
またご本人のインスタグラムにはこんな驚きの2ショットを発見!
この投稿をInstagramで見る
ネイマール選手ではないですか!!
また同じ伊勢ヶ濱部屋所属の呼び出しさんである照矢さんとサッカー観戦に行かれている姿もありました。
この投稿をInstagramで見る
これは埼玉スタジアムで行われた日本代表戦のようです。
余談ですが、照矢さんもサッカー観戦がお好きなようで、好きなチームは照矢さんの出身地である地元名古屋の名古屋グランパスエイトだそうです。
名古屋グランパス勝利!なんとか勝ったって感じだけど、久々に生で勝利を見るのは嬉しい!1日満喫でした〜。今日はグランパス仲間のTさん(中央)と、伊勢ヶ濱部屋呼出の照矢さん(@yobikatsu)と!お疲れさまでした(*^^*) pic.twitter.com/yVLOStXMsL
— 坂上領(チャランガぽよぽよ) (@gamirs) May 23, 2015
照矢さん、ユニフォームも着られて…これは相当なグランパスサポーターですね!
照強の家族構成
ここからは照強関のご家族についてみていこうと思います。
照強関は現在、お母様の菊井真樹さんと妹・沙季さんの3人家族です。
照強関が小学3年生の時に両親が離婚して、親権は母親の真樹さんが持つことになりましたが、姓名判断を受けた結果、父親の姓の「福岡」のままがいいとなり現在も福岡姓を名乗っています。
父親の名前は福岡一賀さん。南あわじ市の株式会社広瀬青果で専務取締役をされていたようです。
両親が離婚してからは、中学を出るまでお母様が女手一つで照強関を育ててくれました。
また、照強関は父方の祖父である菊井龍夫さんのことが大好きなおじいちゃん子だったそうです。
照強関が中学2年生の頃、祖父が57歳という若さで他界されてしまいましたが、なんと照強関がおじいちゃんのお墓を2016年末に立派なお墓に建て直しててあげたそうです。
照強関がプロになることを決めたのもおじいちゃんの『プロになって』という言葉の影響もあったので、天国のおじいちゃんは照強関の活躍をきっと誰よりも喜んでいるでしょうね☆
そして照強関にとってのお母様は母親というより友達という感覚だそう。
そんなお母様は照強関のことを…
ちょっ…かっ…かっわいいーーー!!!
でも「生まれた時から反抗期」by母 #照強 pic.twitter.com/vWXpezYySq— みしゅらん (@michelin692) January 12, 2017
お母様、おもしろすぎます。
『生まれた時から反抗期』って…笑
そんな照強関は小さな頃はなんと体が弱かったそうで(意外)
照強、小学1年生。ピアノを習っていた。照強は「昔は喘息持ちで体が弱く、運動してはダメと医師に言われたが、習い事をしたかったのでピアノを」。母によると「保育園の先生に、動き回るので、座って打ち込めるものとしてピアノを勧められた」とのこと。 #sumo pic.twitter.com/TvF3yEPOrX
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) January 12, 2017
今ではこの姿が考えられないほど元気いっぱいの照強関なのでこれはギャップ萌えですね!
かわいらしくちょこんとピアノ椅子に座り鍵盤に向かっている幼き日の照強関。
このお写真だと照強関が生まれた時から反抗期には見えないんですけどね。汗
お母様は照強関の取り組みをハラハラ・ドキドキしすぎて、テレビでは見られないそうです。
母親ってそういうもんですよね。
ちなみにお母様の真樹さんはとても美人さんでいらっしゃいます!
引用元:サンスポ
故郷である南あわじ市にマスク2万枚の寄付をした照強関。
親孝行でもあり、地元愛も持っているちょっとやんちゃだけど優しい気持ちのあるお相撲さんなのです。
また、妹の沙季さんの看護大学への進学費用も照強関が用意してくれたそうです。
新十両 照強、「家族思いの一面も」。 妹さん「好きですが自慢じゃないです」「顔が似ていると言われるのが嫌」 #Nスタ #sumo pic.twitter.com/yl81nMO3zB
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) November 30, 2016
お兄ちゃんに顔が似ていると言われるのが嫌って…笑
そして『裸で自転車』というエピソードも!
妹さんが語る、照強。「やんちゃ」「裸で自転車」 #Nスタ #sumo pic.twitter.com/qAVYxiZ5lh
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) November 30, 2016
なんだかとても愉快な家族ですね。
照強関はほんとうにやんちゃだったということが証明されました!
同じ部屋の小兵力士翠富士関はコチラ>>翠富士の出身中学や出身高校は?プロフィールやイケメン画像も!
照強の豪快な塩撒き
そんな照強関ですが、取組前に豪快な塩撒きでも有名です。
昔ですと水戸泉関が『ソルトシェイカー』としておなじみでしたね。
1回の塩撒きでなんと600gも撒くそうです。驚
照強関も同じくらいの量の塩を撒いているかと思われます。
この投稿をInstagramで見る
フォトジェニックな照強関の塩撒き。
この投稿をInstagramで見る
土俵に雪が降っているようで綺麗ですね♪
ぜひ、国技館に大相撲観戦に行かれた際は照強関の時間いっぱいになった時の塩撒きにご注目下さい☆
小兵力士でおなじみの炎鵬関はコチラ>>炎鵬は幕内最軽量力士?出身大学や身長について調べてみた!
照強のまとめ
照強関の家族構成やプロフィール、そして元ヤンのウワサを調べてきましたが、やんちゃだけど実は孝行息子だったということがわかりました。
小兵ではありますが気の強さは天下一品の照強関のこれからの活躍を楽しみにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☆